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9月 全体礼拝

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みこころがなりますように

 

今月の全体礼拝はYMCA会館のチャペルで行いました。前期末試験最終日、試験後に行いましたので、ほっとした生徒たちと共に礼拝を守りました。大阪教会の岡村牧師の説教は、「みこころがなりますように」と題して話されました。

 

書:マタイによる福音書 第6章10節

「御国が来ますように。みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように。」

 

 

9月にはいろんな事が起こりました。192391日関東大震災が起こり、日本中がパニックになりました。9年前の911日にはアメリカで自爆テロが起こりました。つい先日では、大阪のすぐ近くで、子ども二人が飢え死にするというとても悲惨な出来事が起こりました。私たちは毎日、ニュースで悲惨な出来事を知ります。世界では、何秒に一人が死を迎えています。病気、飢え、テロなどが原因となっています。みなさんの一人ひとりの人生はどうでしょうか。今日一日、悲しい気持ち、嫌な気持ちもあるでしょう。すぐ隣の人、家族が自分が気づいていないだけで、心を痛めていたり、死にたい気持ちを抱えているかもしれません。

主の祈りでは、『みこころの天になるごとく 地にもなさせたまえ』とあります。天とは神様の力が、愛だけで、私たちの人生を包んでくれている場所の事を言います。この主の祈りを激しく、強烈に祈った人がいます。それは、イエス・キリストです。イエスは死ぬ前、十字架に張り付けられる前日にこれを祈りました。死刑にされる悲しみや、苦しみのあまり死にそうなイエスが自分のしたいことではなく、『神の計画を実現して下さい。神様の計画を実行して下さい。』と祈りました。イエスは神様の計画を知っていました。だからこそ、命を削りながら、御心が叶いますように。と祈りました。私たちは自分たちの思いをつい優先してしまいます。みなさんも、○○嫌やなぁ。長い説教嫌やなぁ。あの子に会うのしんどいな。と自分の嫌なことを考えてしまいます。しかし、そうではなく、神様、あなたの計画が実現しますようにと自分のしたいこと、願いだけではなく、神様の計画に沿った事ができるように行動していれば、自然に神様の計画が分かる時が来ます。

 

 

この説教を聞きながら、ついつい自分の事を優先に考えていることに気づかされました。そして、神様の計画の中にいる自分はどんな行動したら良いのかと考えました。いよいよ進路に向かう3年生、神様の計画の中にあって、それぞれが力を発揮できる進路を見つけることができますように。期末試験が終わってほっとする生徒たちの安全を守り、こころもからだもゆっくり休ませて下さい。