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とさぼりカーニバル ◆3年生編◆

表コミ最後のカーニバル 高校3年目の絆


表コミ3年生にとって、3度目で最後のとさぼりカーニバル。後期授業始まってすぐ、炊き込みご飯・おしるこの2班に分かれて企画を始めました。最高学年の3年生。担任はできる限り口出しはせず、生徒だけでどこまでできるのか、固唾を呑んで見守ります。
 
ホームルームでの2時間の話し合いの後、試作。時間こそかかりましたが、両方ともかなり美味しく完成しました。その後反省会を行い、調理方法・時間・材料・・・。改善点を一人ひとり出し合いました。疑問や問題点をすぐにぶつけ合えるのも、これまでのコミュニケーションの積み重ねがあってこそ。
「あの4期生が帰ってきた!もうまずいとは言わせない、3度目の正直!」これは、炊き込みご飯のチラシ担当が描いたポスターの文句です。また2日前に生徒自身が書いた「当日の心構え」には、「笑顔」「おつり間違えない」「積極的に参加しよう!」「午後は忙しくなると思われる」「声を出そう!元気な声で、いらっしゃいませ!」などの、気合の入った言葉達が並びます。和気あいあいと、でもしっかりとリーダーの指揮の下で団結する生徒達の姿に、改めてこの2年半の成長を思わされました。

 

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当日も、開始の合図と共に、手際よく各自の仕事をテキパキとこなしていく3年生。リーダーの指示とみんなの団結の前に担任はほとんど手伝うことなく、とどこおりなく料理が出来ていきます。白玉をこねながら写真を撮ったり、余った具材でまかないをふるまったり。カーニバルをゆったりと楽しむ余裕すら感じます。
そして、炊き込みご飯・おしることも、売り上げ目標を達成!そして完売!3年目にして、初めてのパーフェクト完売です。

終わった後のホームルームで売上を報告した時、自然と大きな拍手が起こったことも、忘れられない出来事でした。この達成感と、それを支えた暖かい絆を胸に、残り半年、それぞれの進路に向かって頑張っていってほしいと願います。

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