トピックス

スポーツチャレンジにボランティア参加

トップアスリートの風を感じる

 陸上3.jpg

 

天保山にて開催された『キッズドリームスポーツチャレンジ』にボランティアとして参加しました。

トップアスリートやJリーガーによるクリニック&デモンストレーションが行われたこのイベント。普段、なかなか間近で見ることのできないアスリートたちのデモンストレーションに観客と一緒に感動した1日となりました。

午前中、ポツポツと降り出した雨に、大丈夫かな?と心配していましたが、午後からは晴天となり、多くの参加者・観客と共にイベントを楽しみました。

 

実は、今回のイベントにボランティアとして参加できたきっかけは、2年前にさかのぼります。

2年前の御堂筋Kappoで行われたストリート陸上。当時、北京オリンピックでメダリストに輝いた朝原選手や為末選手が御堂筋に作られた特設トラックで走るというイベントにボランティアとして参加しました。その際、1人の表コミ生がイベント終了後、こんなことを言いました。

「私、こんな風に笑うんですね。今までどんな風に笑ったらいいのかが分からず、写真は嫌いでした。でも、笑えてますよね・・・。」

大きなイベントだったためテレビや新聞に取り上げられたイベント。アスリートの横で警備をしている姿が載った新聞を見て発した言葉です。

このエピソードを朝原選手に直接話す機会があり、朝原選手は生徒の言葉に共感し、今後も子どもたちのために一緒に何か行っていきたいとおっしゃっていただきました。

そこからが始まりです。

 

縁というのは、本当に不思議なものです。ストリート陸上で、不器用ながらも丁寧に観客を誘導する生徒たちがいて、そして、その姿をしっかり見ていてくださった方がいたからこそ今回のボランティアがあります。

今回も、2年前の先輩に負けず劣らず精一杯観客を誘導する生徒たちの姿がありました。ドキドキしながらも、「前の方はお座りください」と声をかけたり、見え難い人はいないかなと観客が楽しみやすい環境を作ったりする姿に、一緒に参加できた喜びを感じました。また、朝原選手直々に声をかけてくださったことに目を丸く驚く生徒や、「いつかYMCAにも来てくれるかな?」と目をキラキラさせる生徒と大きな希望を語れたことも嬉しい思い出となりました。

これからも先輩と後輩。そして表コミと社会。繋がりあえる関係を築いていきたいと思います。

陸上1.jpg陸上2.jpg