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日雇い労働者の街「釜ヶ崎」について学ぶ

日本一の日雇い労働の街「釜ヶ崎」について学ぶ

 

 

総合学習の時間を使用し、ここに住みご自身も日雇い労働者であるMさんとこの街で牧師をしながら、路上生活の方を支えているTさんからお話を聞き、大阪市西成区にある日本一の日雇い労働の街「釜ヶ崎」について学ぶ時を持ちました。

 

まずは、生徒達が言葉について、情報の時間に調べた事を発表し、「日雇い」「野宿」「生活保護」「後遺症」という言葉の意味を全員で確認しました。また、「野宿」についてMさんからは「野外で寝るというイメージからはキャンプなど楽しい事を思い浮かべるかもしれませんが、野宿をしている人達にとっては、道路や高架下などが生活の場となっているということを知っておいて下さい」という解説を加えて頂きました。そして、言葉を確認後、「子ども夜回り」のDVDを見ました。

 

最後に、お二人のお話を聞きました。Tさんからは実際にあった行政による住民票消除の話を聞き、住所が無くなるということは死亡扱いになるということを知り、驚きました。また、身近な場所で苦労しながらも生きている人がいることを知ることができました。

 

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【生徒の感想より】

・そんなに遠くない場所の話なのでびっくりした。

・もっとしっかりと話を聞いてみたい。1日の生活を詳しく聞きたい。

・釜ヶ崎を偏見で見ている人がいることを知った。

・国の事情で住所を消し、人を人として扱わないことは絶対にしてはいけないことだ。

 難しい問題だが早く解決して欲しい。