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肌で感じる異文化コミュニケーション
表コミ3年生のHRで行われた「ヤングさんの特別授業」をご紹介します。
スイスから表コミにやってきたヤングさん(huyen emura young)は、ドイツ語、英語、広東語に加え、日本語も堪能な、語学のスペシャリストです。
表コミ生たちは、ヤングさんの明るく大らかな人柄に魅かれ、放課後にはヤングさんを囲んで腕相撲をする表コミ生の姿がありました。
そして行われた特別授業。
それは、表コミ3年生全員が心躍らせる、「熱い」国際交流の一時間でした。
●プログラム①
生徒VSヤングさん 一問一答Q&A
表コミ3年生一人ひとりが、前もって準備したヤングさんに聞いてみたい質問を英語で読み上げます。質問は年齢や家族構成から、日本で驚いたこと、納豆は好きか?語学のコツは、など多種多彩。4ヶ国語を話せるという事実に驚く生徒たち。「君は何ヶ国語話せる?」「日本語と・・・関西弁です」ヤングさんが英語と日本語を交えながら絶妙なジョークを飛ばすたびに、大きな笑いで教室が揺れました。
●プログラム② 味覚のゲーム
sweet, salty, bitter など、ヤングさんが黒板に表情シートを貼っていくのは味覚についての単語。”hot”が「ぴりぴり辛い」という意味を持つことを、表情豊かに伝えるヤングさんの言葉に、びっくりしたり、うなずいたりの生徒たち。こんな英語の授業、受けたことがありません。その後、チームで表情シートを並べ替え、あてはまる食べ物を考えるタイムレース。英語が苦手な生徒も目を輝かせて取り組んでいます。
●プログラム③
スイスの伝統ゲーム「卵探し」
スイスではイースターで子どもたちが必ずやるという、伝統的なゲーム。それはスイカ割りに似たものでした。寒いは英語では「cold」(コールド)ですが、ドイツ語では「kalt」(カルト)。暑いは英語では「hot」、ドイツ語では「heiss」(ハイス)。まずこれを覚えます。
チームの代表が目隠しをして、棒で宝の入ったバスケットを探します。チームのメンバーは、バスケットのある場所から遠く離れると“kalt! kalt!”(寒い寒い)と叫ぶ。逆に近くに行くと“heiss! heiss!”(暑い暑い)と教えるのです。
突如始まったドイツ語スイカ割り。「kalt! あれ、どっちだっけ?heiss?」目を白黒させながら叫ぶメンバーたち。必死に宝を探す生徒。頭も身体もフル回転のこのゲームに、最後はおなかをかかえて大笑いする生徒たちの姿がありました。
最後はヤングさんから表コミ3年生全員に、スイスのポスターのプレゼント。ヤングさんと生徒たちの上気した表情、教室の温度は2,3度上がったでしょうか?
日本語、英語、そしてドイツ語を使った特別授業。「異文化コミュニケーション」をvividに体感できた喜びに、大感謝の1時間でした!
【生徒のメッセージ一部抜粋】
●今日は、来てくださってありがとうございました!皆で盛り上がって楽しむことが出来て、とっても良かったです。元気だし、笑顔もステキだしで、もっとお若い方だと思ってました(笑)よかったらまたぜひ来て下さい。
●とても聞き取りやすい英語でした。しかし自分の勉強不足のせいか、発音の分からない部分や単語を意味を知っていない自分の実力が情けない。面白い授業でした。
●本当に楽しい時間をありがとうございました。いつかスイスを旅してみたいと思いました。
●Thank you very much. I was fun. 楽しかったです。今度また来てください。
●You’re very cool and very interesting! Thank you for good time!