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「生活力」の授業スタート!

第1回目は「防犯」と「護身術」

 

2年生では、1月から「生活力」の授業がスタートしました。

これはその名の通り、生活をしていく為の技術を体験や講義を通して学ぶ授業です。授業では、職人さんにお越しいただき技を見せていただいたり、非常食を作って食べる、ネクタイを巻く練習をするというような内容を行っていく予定です。

 

先日、1回目の授業を行いました。

1回目の授業では、警察署の方にお越しいただき、防犯についてと護身術を学びました。普段何気なく生活している私達ですが、残念ながら危険はあちこちに潜んでいます。いざという時、「自分の身は自分で守る」ことができるよう、生徒たちは真剣な表情で警察の方の話を聞いていました。

 

始めに、ネット犯罪、架空請求、出会い系サイトについてのDVDを見ました。インターネット上の犯罪に合わないためにフィルタリング制度を活用すること。チェーンメールや出会い系のメールが届いた場合、「行かない」「振込まない」。そして、大人の人に相談することを教えていただきました。

 

2限目には、「麻薬ってどんなものがある?」との問いに、生徒は、大麻・マジックマッシュルーム・MDMAなどと答えていました。この様に答えることができたのも、夏休みに毎年全学年で行っている防犯教室の成果だと感じました。麻薬の危険性については、麻薬によって一度萎縮した脳は二度と元には戻らないこと、所持すること自体が犯罪であることを知りました。決して、友だちから「ただであげる」と言われても貰わないこと。最初はただであげるということもよくあり、その後常習性を利用してどんどん値が上がり、結果気づいた時にはもう止められなくなる。大切なことは、巧妙に仕掛けられた罠に惑わされることなく、絶対に麻薬を手にすることがないよう自覚を持つことが大切だということを痛感しました。

 

護身術は、警察の方のデモンストレーションを見ながら2人一組になり練習を行いました。掴まれた手をほどく、または、逆に掴む、後ろから抱きつかれた時にどう逃げるかを教えていただき、真剣に取り組みました。授業の後、生徒たちは「分かってたつもりだけど分かってなかったことがいっぱいあった」「自分を守る方法を知ることが出来てよかった」と感想をもらしていました。

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