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先輩から後輩へ・・・「歓迎の辞」
“あなたは1人じゃない!”
例年、新入生が入学すると、職員室の中では、新入生の話しでいっぱいです。
それもそのはず。人が違えば、学年の雰囲気も違います。今年の1年生のカラーは?どんな風に授業を組み立てようか?どんな風にサポートをしていこうか?先生たちの表情は、期待と上手く行くかなと言うちょっぴりの心配でいっぱいです。
しかし、忘れてはいけません。表コミには、私達教職員以外にも、新入生を歓迎し、サポートしてくれる大切な存在がいます。それは、新2・3年生の先輩たちです。
入学式では、3年生の先輩が、堂々と歓迎の辞を述べてくれました。
『皆さんおはようございます。改めましてご入学おめでとうございます。そして、ようこそ大阪YMCA「表コミ」へ。今日からみんなの物語が始まります。最初は焦らずマイペースに1ページずつ描いていきましょう。また、友達ができるかな?できたとしても、仲良くできるかな?勉強はついていけるかな?など不安なこと、心配なことが一杯あると思います。私も初めはそうでした。友達も勉強もすごく不安でした。でも今では、親友と呼べる人ができたり、中学時代よりも勉強ができたりと良くなっています。なにか不安なことや心配なことがあったら、先生や私たちが力になります。1人で抱え込まないでください。
助けを求めてください。では、最後に“あなたは1人じゃない。みんなで手を取り合い頑張っていきましょう”』
歓迎の辞に大人の言葉を入れず、生徒の言葉そのものを使用するのは、表コミならでは。大人と一緒にまとめたキレイな文章ではなく、心からの先輩のメッセージ。新入生には、どんな風に届いたのでしょうか。
“あなたは1人じゃない!”。先輩たちが表コミで過ごした経験からの素直な言葉です。7期生も先輩たちと同じ様な気持ちを実感することができますように・・・。