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後期に向けて  講師会開催

「わかりやすい授業」をめざして

 

111003-1.jpg表コミでは毎週教科会を行い、年に4回講師会を行います。教科の工夫、連携、生徒情報のシェアと教職員が密に連絡をとりあい、お互いに高めあうことをしています。

先日の講師会では最近特に教育界で謳われている授業のユニバーサルデザインについて、私たちも協議の時間をとりました。誰にとっても「わかりやすい授業」となるための、工夫、配慮などKJ法を使って話し合いました。授業の構成、黒板の活用、環境、指示・声かけの方法、視覚化など実践例から、今後の様々なアイディア・提案もでてきました。教員だけでなく、カウンセラーや養護教諭(保健室)、クラブ担当など違った角度の視点もあり、熱気むんむんの会になりました。

「わかりやすい授業」よりも「わかる授業」「魅力ある授業」に。「赤チョーク(で書いたの)は10年覚える。黄チョークは5年」「あえて小さい声」「わかったような顔をしている生徒を信じない」「みんなができていそうな問題の後に、ちょっとおどけて『できた人ー』『はーい』をする」など思わず笑いがこぼれるような意見も。

最後に特別支援コーディネータから「授業の最初に見通しを立てるだけでなく、最後に何を学んだか、何がわかったかを最後に振返ることも必要。社会に送り出すことを考えると工夫、配慮は最終的になくしていくことを意識し、いつどのタイミングで減らすかを見極めることが大切」というコメントがありました。

いよいよ後期。教職員一同、またパワーアップしていきます。