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3年生性教育のワークショップ

7月16日(水)、3年生の体験学習時間に府立松原高校るるくめいとの皆さんをお招きして性教育のワークショップを実施しました。

 

■表コミの性教育

表コミでは、生徒の健やかな成長や、将来社会参加できるための生きる力を育むことを目的に、コミュニケーションや人間関系作りの授業などの「教育プログラム」を実施しています。

その中で性教育は大切なプログラムの一つとして位置づけており、1年生から3年生までの3年間は生徒の成長段階に応じた性教育の取り組みを行っていく内容のものを検討しながらすすめています。

 

今年も昨年に引き続き3年生を対象にした大阪府立松原高校「るるくめいと」(以下、るるく)のメンバーによる性教育のワークショップを行いました。

★昨年のワークショップの様子は・・・コチラ

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今年のプログラムはHIVクイズやゲーム、ロールプレイ、男女別に分かれたコンドーム実習等豊富な内容で構成されていました。

 

ゲームを中心に交流を図りながら、スムーズにプログラムが流れて行き、リラックスした雰囲気の中でロールプレイも取り組まれました。男女別に分かれてのコンドーム実習も全員が参加し、それぞれ真剣に取り組まれました。

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最 後の意見交換では、なぜるるくに取り組むのか?という質問に、るるくメンバーから「海外の児童買春問題」を知って何とかしたいという思いから始めた話や、 HIV患者の人との面談を通じて不幸な事象を止めるために取り組んでいるエピソードなどが披露され、その一人ひとりの理由に3年生達も真剣に聞いていまし た。

最後に「表コミでの公演はとてもやりやすく、私たち自身が元気になります」とのコメントを頂きました。

 

◇◇◆生徒の感想◆◇◇

・表コミでの保健の授業も勉強になったが、実際に見て聞いて学んでいく方が覚えやすいし、ためになると思った。
・これから生きていくために今日勉強で習ったことを注意しながら、人生と命を大切にし、マナーを守って生きて生きたいと思います。
・この授業を経て、友達、大切な人を思いやることを改めて考えさせられました。
・人と付き合うということは、相手の意見を尊重しないといけないことが分かりました。相手の意見も聞くことを大切にしようと思います。
・すごく分かりやすくて、エイズについて間違えて考えていたこともあったので、学習できて良かったです。今日学んだことは友達にも教えてあげようと思います。