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表コミ5期生 卒業公演終了

表コミ5期生 卒業公演

 

 

「自分が自分の成長に気づく」「仲間が仲間の成長に気づく」「観客が表コミ生の成長に気づく」。2Fホール内に「感動」と「興奮」を残し、5期生らしい舞台が無事終了しました。

 

表コミ演劇クラブ在籍の生徒がいない純粋な素人“5期生”たちが、自分たちの高校生活をアピールする為に『演劇』という1つの目標に向かって多くの時間を仲間と費やしました。

 

昨年は演劇の舞台に立てなかったある男の子が、「最初は面倒臭くて演劇をやりたくないと思っていたが文化服装学院の人やクラスの皆の真剣さに驚き、きちんとやらなければと感じた。行事嫌いな私も最後くらい真剣に行事に出てみようと思えたので、頑張ってみます。」と意気込みました。

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「会場の奥の客席まで全力で声を届けよう」と決めた1人の女の子。本番は、難しいセリフを、どの練習の時よりも「大きな声で」「はっきり」と唇が紫色になりながら必死に客席に届けていました。

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舞台袖では、緊張している友人の肩にそっと手を置き励まし合う。しっかり台詞を言えた者同士、健闘を称え抱き合う・握手する。日常ではなかなか見られないシーンがたくさんありました。

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1・2年生が会場を温め、大阪文化服装学院の皆さんが個性を最大限に引き出し、卒業生が全力で演じることができていたと思います。当日までサポートして下さった皆さんに、卒業生の気持ちを代弁して感謝の気持ちを伝えたいと思います。

 

“ありがとうございました!”

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◆保護者アンケートより抜粋

●本日の演劇のご感想をお聞かせ下さい

     一生懸命な様子が痛い程、伝わってきました。元気な子、少し自信のない様子の子。皆すごいです。今日の舞台に立てた事が100点。共に生きる世界を作られている事が良くわかる演劇でした。

     それぞれの個性が活かされた楽しい劇でした。ただ、来て見るだけではなく友達の様子を話したり練習に来なかったり、遅れてくる子の心配をしたり、少しずつ話を家でも聞けて、今までの積み重ねを感じることが出来ました。

     すばらしかった。3年の間にこんなにも成長したんだと思いました。息子の楽しんでいる姿が見られてうれしかったです。今まででしたたら人前に出る事すら出来なかったのにびっくりしました。とても成長しました。

     とても良かったです。みんな落ち着いていて、成長を感じました。表コミを卒業して、次のステージへ進んでいこうとする、それぞれの気持ちが感じられました。

     昨年の演劇に比べ、全員役に入り込んでいるのが感じられ、見ている方も劇の世界に入り込んで楽しく鑑賞することが出来ました。今後社会に出た際、必ずしも自分の素が通用する場面ばかりではないと思うので、自分とは別の人格を演じた経験が何らかの役に立てばいいと思います。

     子ども達のエネルギー、パワーに圧倒されました。今まで見たことのない我が子の一面を知りました。案外この子やっていけるかも・・・などと思ってしまいました。

     2年生の時の舞台もそうでしたが今回もストーリーが素晴らしかったと思います。3年生みんなの今の気持ちにとても寄り添った話でみんなそれぞれに色々な思いを持って演技したのだろうなぁと思います。この舞台いっぱいかかわった人もあまりかかわらなかった人もやりたかった人もやりたくなかった人も、きっとずっと後ですごく大切な思い出になると思います。

     自分の子どもだけでなく、全てのお子さんの成長がみれました。とても感動しました。

     生徒一人ひとり色々な個性がよく表現されるような劇で、大きな舞台の上で、演じられていた事が素晴らしかったです。皆それぞれが違って素晴らしいのがよく分かりました。

     「一言もせりふはないから」と言っていたのにたくさんしゃべっていて驚きました。みんなと一緒に演劇をするなんて思ってもいなかったが本当に驚きの一言であります。一緒に参加できて良かったです。