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自分を守る術を知る
夏休みの登校日を利用して、西警察署の方にお越しいただき、「護身術」の特別講座を行いました。前半は防犯をテーマに、薬物の危険性や出会い系サイトなど高校生を巻き込んだ犯罪になりやすい事柄について学びました。薬物の種類は大変多くなっており、最近ニュースでよく話題になる脱法ハーブについてもお話を聞きました。「やせるよ、試してみない」など、薬物使用の誘い文句を知ることで、危険に巻き込まれないようにする方法を学ぶことができました。
そして、いよいよ後半は護身術です。専門の方に教わりながら、二人組になって、掴まれた手を振りほどく技を練習しました。先生がすると簡単に見えるのですが、いざやってみるとこれが難しい。「あれ？」「どっちに逃げるんだっけ？」「こうするんだよ」コツをつかんだ生徒が率先して周りの生徒に教え、互いに学び合う時間となりました。とっさにできるようになるにはまだまだ練習が必要ですが、今回の特別講座が自分の身を守るための第一歩となればと願います。
[生徒の感想より一部抜粋]
・ 護身術は背負い投げのようなものだと思っていたけれど、あんなに簡単にできると知りびっくりした。できるだけ明るくて人が多い道を通ろうと思った。
・ ドラッグがいかに危険かということが分かった。
・ 常に犯罪は自分の身近にあるという事、簡単にその世界に足を踏み込める場所であるという事を再認識できたので、すごく勉強になりました。
・ 護身術で自分に技をかけられた時、「痛い」と思ったので、技をすることによりどんな効果があるかということを身をもって体験しました。
***** 在籍生の７割が不登校経験者の学校 ***** 大阪YMCA国際専門学校 表現・コミュニケーション学科