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秋の全体礼拝

秋晴れの暖かな日差しが差し込むチャペルで10月の全体礼拝を行いました。

今回与えられた聖書の箇所はマルコによる福音書第10章23節~27節です。

 

 

 イエスは弟子たちを見回して言われた。「財産のある者が神の国に入るのは、なんと難しいことか。」弟子たちはこの言葉を聞いて驚いた。イエスは更に言葉を続けられた。「子たちよ、神の国に入るのは、なんと難しいことか。金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」弟子たちはますます驚いて、「それでは、だれが救われるのだろうか」と互いに言った。イエスは彼らを見つめて言われた。「人間にできることではないが、神にはできる。神は何でもできるからだ。」

 

 

 

 

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 岡村牧師の説教は「神には何でもできる」というお話でした。

『先日、96歳のおばあちゃんが天に召されました。このおばあちゃんはホスピスのある病院に入院していました。病気が悪くなる前は老人ホームにいたので、ホスピスに移った時「ここを出たらどこいくん?」と家族に尋ねました。御家族は、「決まってるでしょ。天国に行くんだよ」と。クリスチャンの家族ははぐらかしたり、嘘をついたりすることなく、天国に行く事をおばあちゃんに伝えました。するとおばあちゃんは、病院で自分のお葬式で歌う讃美歌を家族や友人と一緒に病室で練習するようになったそうです。ある日、「お葬式の日は自分はいないので」、と言い、みんなが歌っている様子を聞くようになりました。このおばあちゃんの病室はいつも笑顔が溢れ、歌声やおしゃべりの声が絶えない部屋となりました。

 

 

 おばあちゃんは19歳の時に洗礼を受けました。神の国の人になったのです。聖書は言います。“神の国に入るのは、大きならくだが針の穴を通るより難しい”と。しかし、私たち一人ひとりの細胞のすみずみまで知っている神は、針の穴を通るより難しいこともできるのです。おばあちゃんはとても難しい神の国に19歳の時に入りました。だから、安心して神の国に戻ることができるのです。聖書にはどういう風に生きて、どういう風に終わったらいいかということが書かれています。神様を信じて生きていくことで新しく生きることができます。』

 

 

 司会を務めた3年生の生徒は祈りの中で、「風邪や病気の人が早くよくなるように、3年生それぞれの進路が開け笑顔になれますように」と心のこもった言葉を伝えました。

 

 

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 全体礼拝の後には、漢字検定の表彰式があり、2級を合格した生徒が代表で賞状を受け取りました。コツコツ学習を積み上げてきた成果が表れ、大きな拍手が送られました。

 

 

 

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***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****

 

 

大阪YMCA国際専門学校 表現・コミュニケーション学科