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「釜ケ崎フィールドワーク」

2年生が「ボランティアを考える」の授業の一環で、西成区にある日雇い労働者の町釜ケ崎でフィールドワークを行いました。釜ケ崎の様子や「こどもの里」について学びました。

 

事前学習として、釜ケ﨑の様子や「子どもの里」について、DVDを見て学びました。かつては日本最大の日雇い労働者の町として日本の経済成長を支えてきま したが、現在は経済不況の影響や労働者の高齢化など、野宿する人たちも増えているのが現状です。

 

フィールドワークでは、路上生活者の支援をしている方に案内して頂き、「三角公園」や「シェルター」を見学しました。町をあるいていると、おじさんから「どこから来たの?」、「何してるん?」と気軽に声をかけていただきました。

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「こどもの里」では、スタッフの方から施設のなりたちや、子ども達が行っている夜回りの話を聞きました。生徒たちは大変真剣に話を聞いていました。「夜回 りをしてみたい」と希望する生徒も何人かいました。

今回の学習で一人ひとりが何かを感じ、何ができるかを考えるきっかけになって欲しいと思います。
希望者は、2月に夜回りに出かける予定です。

 

【生徒の感想より】

・ 実際に見てみないとわからない事ってたくさんあるんだなと思いました。
・ 夜回りはただ食べ物を配るだけでなく、一緒に冬を越すことを目的とし、人々を大切にしていると思った。
・ ホームレスの人たちは怖い人ばっかりかなって思っていたけど、実際は何人も気軽に話しかけられて、近所にいるおじさんたちと変わらないなって今日の印象でした。
・ 人との関わりは大切だと思った。一人ひとりが助け合うことが必要だと思うし、国ももっと支援するべきだと思う。
・ 町を一周した時に思ったことは、笑顔が多いということです。お互いに笑い、話し声に溢れていました。