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日本語学科の学生とランチタイム!

 

 表コミの教室がある建物には日本語学科があり、そこでは各国からの留学生が日本語を学んでいます。ある日、日本語学科のスタッフと話しをしていると、日本に来たばかりでなかなか環境に馴染めず一人で昼食をとっている学生がいることが分かりました。表コミ生の中には、中学時代、昼食を一人でポツンと食べていた生徒。食べる気力すらなくほとんど残していた生徒がいます。そんな表コミ生が安心して昼食の時間おを迎えることができるように、表コミでは、昼休みにスタッフやボランティアが入り一緒に昼食をとります。最初に間にいる大人を介して会話をしていた生徒たちが次第に自分たちで会話をするようになり、輪を広げていきます。

 

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 そんな表コミでの取り組みを話している中で、何か一緒にできないか?最初のきっかけがあれば、自分たちで輪を広げていく。そういっては始まったのが日本語学科の学生とのランチタイムです。

 

 

 

 

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当日、1・2年生の希望者4名と日本語学科の教室に行くと、10数名の中国、韓国などからの留学生がすでにセッティングをして待っていてくれました。始めに自己紹介をした際には少し緊張感がありましたが、お弁当を食べながら「日本食は何が好きですか?」「大阪弁を教えてください」などの質問が飛び交い、笑顔で交流がすすんでいきました。ある生徒は、留学生のために保護者と一緒におかずを作ってきていました。留学生たちは大変嬉しかった様子でおかずが早速フェイスブックにアップされていました。

「次回はいつですか?」と聞きにきた生徒もいて、今後も交流を深めていきたいと感じたランチタイムとなりました。

 

 

 

 

 

***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****

 

 

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科