トピックス

1月の全体礼拝

 3年生は期末試験の為、1・2年生のみで行った1月の全体礼拝。司会を2年生に募るとパッと数名の立候補者が手を挙げました。これまで3年生が司会をする姿を見て、自分たちの番なのだと思っていることを感じ、嬉しく、頼もしく感じました。

 

tsubotapraying.jpg

 

今回の聖書の箇所は、マルコによる福音書 第4章 30節~32節です。

 更に、イエスは言われた。「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」

 岡村先生は、ご自身の目の手術の話を聖書の箇所に交えてお話しをしてくださいました。

 

okamurasenseisayingsomething.jpg

 

「先日、白内障の手術を受けました。右目のレンズが白内障という病気で濁っていたのです。人工のレンズに変えると視界は非常にクリアになりました。今まで普通だと思っていたものが、レンズ一つ変えるだけで、まったく違う様に見えるようになりました。

 私たちはつい今日と明日は変わらないんじゃないかと思ってしまいます。しかし、聖書にははっきりとそれは違うと書いています。今日と明日では変わらないんじゃないかと思うのは、心の白内障、つまり、辛い経験や痛みで傷つき心が濁ってしまっているのです。でも、その心を新しくすると今日と明日は変わるのです。

 神の国はからし種のようなものだと聖書にあります。これは心に撒く種です。からし種は1mmほどの長さの小さな小さな種です。しかし成長すると私たちの背の高さよりも高くなります。神の国の種を心に撒くと、神様との約束がどんどん成長します。神様と無関係ではなく、心の中がキレイになり、キレイな心で見えるようになると、いつも同じではない毎日が、ちゃんと見えるようになるのです。」

 

 hyoushoushiki.jpg

 

 傷つき、自信をなくした生徒の心に暗闇がかかってしまっているのなら、表コミで生活をし、仲間と共に過ごす中で、明日への希望を抱き、明日はどんな自分に会えるのかと楽しんで迎えられえるそんなまっさらな心へと変化していくことを願いました。1年生は六甲オーバーナイト、2年生はスキー実習を乗り越えました。その一つひとつが心の目をキレイにする経験となりますように。

 

 

 

***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****

 

 

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科