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命に出会う~3年間性教育のまとめ~

  ~聖バルナバ病院訪問~

 表コミでは、3年間を通して性教育の取り組みを行っています。そのまとめとして、3月に卒業する卒業生と聖バルナバ病院(大阪市天王寺区)にて思春期教室を受講しました。聖バルナバ病院は大阪で有数の産婦人科であり、思春期教室にも長年力を入れておられます。
 まず、思春期に起こる体と心の変化を学びました。これまでに学んできたことを復習できる内容で、二次性徴や性行為のリスクなどを学びました。

 

 

 

 

 

 

 

   後半は、妊婦体験や胎盤に触るという貴重な時間を過ごしました。妊婦の擬似体験では、「想像していたより重いなぁ」「起きるの大変やん」と妊婦さんがどんな状況かを身を持って知ることができました。胎盤を触るという体験はここでしかできないものです。今日、出産した女性の胎盤を実際に触れさせていただき、ここに赤ちゃんが繋がっていたと思うとなんとも不思議な気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

 

   新生児の見学では、数時間前に誕生した赤ちゃんから、生後5日の赤ちゃんを見ることができました。生徒たちはガラス越しに思わず顔がほころんでいました。
 命が尊いものであること、自分は周りの人たちの力を借りながら成長していること、そして、これから命を産み育むものとしての責任を学んだ一日となりました。

【生徒の感想】
・避妊や中絶の正しい知識を知ることができてよかった。
・出産の映像を見たり、胎盤を見て触ったり、生まれたての赤ちゃんを見たりなど、普段なかなか見ることのできないものを見れてとても貴重な体験をしたなと思いました。
・こういう体験をして、改めて命は尊いものだということと、親からもらったこの命を大切にしていかないといけないと思いました。
・私を産む過程の中で、父と母がどれだけ苦労したのかを知り、産んでくれたことに感謝しています。