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11月の全体礼拝
3年生は全体礼拝も残すところ3回となりました。スタッフからのお願いで司会を引き受けるのではなく、自ら立候補して司会をしてくれている7期生。いつも心のこもった開会祈祷をしてくれます。
今回は「風邪で苦しんでいる者、進路に悩む者…さまざまな事に悩むこの時期。どうか私たちに神様の力を与えてください。私たちの心に考える余地を与えてください。」とお祈りしてくれました。
今回与えられた聖書は、クリスマスが近づくと世界中で読まれる箇所
ルカによる福音書 第1章 1節~7節です。
そのころ、全世界の人口調査をせよとの勅令が、皇帝アウグストから出た。これは、クレニオがシリヤの総督であった時に行われた最初の人口調査であった。人々はみな登録をするために、それぞれ自分の町へ帰って行った。ヨセフもダビデの家系であり、またその血統であったので、ガリラヤの町ナザレを出て、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。それは、すでに身重になっていたいいなづけの妻マリヤと共に、登録をするためであった。ところが、彼らがベツレヘムに滞在している間に、マリヤは月が満ちて、初子を産み、布にくるんで、飼葉おけの中に寝かせた。客間には彼らのいる余地がなかったからである。
岡村先生は聖書に示された意味を丁寧に読み取り、下記のような説教をくださいました。
『当時、人々は「人口調査」と聞くと嫌な気分になったと言います。イスラエルはローマ帝国に支配されていたため、労働や兵隊に使われると思っていたからです。マリアも登録をするために、妊婦にもかかわらず、1週間かけてユダヤのベツレヘムに向かいました。ベツレヘムに滞在している間に、清潔ではない、牛や馬が食べる草が敷いてある洞窟で産まれた赤ちゃんが、イエス・キリストです。世界全体が、自分の幸せを考えることに集中していて、神の落とし子に余地(Room=余った空間)を与えなかったのです。
みなさんにも、自分の心の中に誰かを受け入れるRoomがないときがあるのではないでしょうか。今目の前にある「やらなければならないもの」に集中するあまり、周りの人、友人、家族に何て冷たいことをしてしまったのだろうと後悔したこともあるでしょう。これからのこと、明日のこと、将来のことに不安を抱き、一瞬の判断を誤ってしまう私たちですが、どうか私たちに心の余地を与え、進むべき道を歩めるようお導きください。』
12月1日からイエス・キリストが生まれた日までをアドベントといい、4本のろうそくを灯していきながら、救い主が私たちのもとに来られるまで心の準備をします。大阪教会でも、12月1日に1本目のろうろくが灯されました。
12月6日に、表コミ生は大阪教会でクリスマス礼拝を行います。「本物のもみの木に本物のリンゴが飾られたクリスマスツリー!早く見たいな!」という声が聞こえてきました。
***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****