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茶道体験教室
3年生ホームルームで、毎年恒例となっている「茶道体験教室」を行いました。これは、ご寄付や演劇の和装手伝いなど、様々な場所で表コミを支援して頂いている「大阪センテニアルワイズ」のみなさまが、「表コミ生と触れ合う場所が欲しい」ということで実現した企画で、今年で５年目になります。
センテニアルワイズのメンバーの邸に咲いたという白い椿を、中央の机上に茶花として活けていただき、茶道教室は始まりました。
メンバーの山中様より、茶道の心得である「一期一会」の精神について、じっくりとお話をいただきました。誰とでも話が弾むように、「わが仏（宗教）」「隣の宝」「嫁姑」「天下の戦（政治）」「人の善し悪し」についての話題は慎む、というのが、「数寄と野暮」という精神だ、という、ほかではなかなか聞けないお話を聞くことができました。
その後、メンバー10人の方にお茶の飲み方・作法を教えていただき、また美味しい和菓子とお抹茶をいただきました。希望の生徒は、自分でお茶を点てるところから体験させていただきました。静かな気持ちでお茶をいただき、また無心でお茶を点てることに集中したりと、普段の学校とはまったく違う時間の流れの中で、生徒の表情も心なしかいつもと違う穏やかさを見せていたように思います。
***** 在籍生の７割が不登校経験者の学校 *****