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体力づくり

 

 昨年からはじめた運動として、表コミでは“健康促進運動”に取り組んでいます。
便利なものが増える世の中についつい甘えてしまうことが多く、少しの距離を車に乗ったり、1階上るのにエレベータを使用したり。しかし、社会に出て必要になるのは、体力です。体力不足の生徒が多い表コミ生にとって、体力づくりは社会に出るための大切な要素の1つです。

具体的な取り組みとしては、館内ではできるだけエレベータを使用せず、階段を使用しています。YMCAの建物は10階建ての建物なので、移動をする際に全て階段を使用すると多くの運動量を確保することができます。まずは、日常でできることから生徒と一緒にはじめています!

また、体育の最初の授業では、“表コミ体力測定”を実施しました。体力測定の目玉は「20Mシャトルラン」。20Mの距離を音楽に合わせて往復し持久力を見る種目になります。
いつもはギリギリにしか授業に来ない生徒が、30分前に来てストレッチをしていたり。いつもは長ズボン・長袖を着ている生徒が、半袖・半ズボンで参加していたり。始まる前から、生徒たちのやる気が伝わってくる空間となりました。
実際に測定が始まると、どの生徒も真剣に取り組み、1人が走り終わると、どこからとなくパチパチと拍手が起こり、「頑張れ!」とクラスメイトを応援する声が聞こえてきたり。走り終わった後の、クラスメイトからの温かい拍手は、達成感に繋がったことと思います。なんと今年は、教員2名も参加。教員も一緒に、体力づくりができればいいなと感じます。
他にも、閉眼片脚立ち、立ち幅跳び、握力、上体起こし、垂直とび、反復横とびなどを実施しました。3年生は、昨年の自分の記録と見比べ、「うわ~、体力落ちてる~!!」と嘆いたり、「よっしゃ~!この間よりもいいやん!」と喜んだり、様々な姿を見ることができました。

でも、毎日頑張って登校している1年生を見て、体力づくりの一番大切なことは、毎日継続して登校することかもと思う今日この頃です。

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***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科