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あふれでる 汗と感動 スポーツデイ
表コミ唯一、縦割りの学年でグループ分けをし行う学校行事「スポーツデイ」。先輩と後輩が互いに支え合いチーム力を高め競技に臨みます。２ヶ月前のチームでの話し合いから始まり、リーダーの「全員が参加できるスポーツデイ」を合言葉にプログラムを考え、８月６日当日を迎えました。
「集合～！」という合図の声がかかる前に、チームで集合し整列する表コミ生。前日、自分たちのお小遣いでチームフラッグを作成したリーダーたち。始まる前から、スポーツデイへの意気込みが伝わってきます。チームフラッグを手に「スポーツデイ頑張るぞ～。オオ～！！」という掛け声で2014年度のスポーツデイが幕を開けました。リーダーによる司会や準備体操、サブリーダーによる選手宣誓、２年生有志によるレクリエーション。全てがスムーズに進み、さすが先輩！という言葉がピッタリの開会式となりました。その後は、午前のプログラムである「色々リレー」「玉入れ」と続きます。
「色々リレー」は、その名の通り様々なリレーが混ざり合った競技です。午前中は、たくさん動くというよりも各チームの団結力が勝敗を分ける競技ばかり。全ての競技において、接戦となりました。
午後からのプログラムは、表コミ恒例「スペシャルドッヂ」。前半はドッヂボール、後半はポイントドッヂを１セットとしたサイクルを、リーグ戦で各チーム４試合実施。途中、「もうダメ～、限界～」と叫ぶチームメイトに「まだまだ、これからや！頑張ろう！」と一緒に気合を入れたり、優しく「大丈夫？休憩する？」と声をかけたり、チームメイトを思いやる気持ちが溢れる空間が広がりました。試合終了ごとに、「ヤッタ～！」「あぁ～」と一喜一憂する表コミ生。全力で戦っているからこそ出てくる声や姿が、多くの人に力を与えました。
今年のスポーツデイのタイトルは、「実際に体験してみないと分からないスポーツデイ」。その言葉通り、終了後の生徒の感想には、「行ってみたら意外と楽しかった」「とにかく楽しかった」「皆で一心同体になれた気がする」など、参加したからこその感想がたくさんありました。この達成感を胸に次の歩みを進めていければと思います。
最後に、当日応援に来てくださったご家族の皆様。お忙しい中、応援にかけつけていただき、ありがとうございました。生徒の川柳の中に、「初めてだ 家族全員 俺を見る」という言葉がありました。いつも誰よりも側で見守ってくださる保護者の皆様の存在が、お子様たちの大きな起動力に繋がっています。
【生徒のスポーツデイ川柳より一部抜粋】
・たくさんの 思い出できた ありがとう
・スポーツデイ 健闘したが おしかった
・やらないと 楽しさ分からぬ スポーツデイ
・子どもから 大人たちまで 目が本気
・次の日は 筋肉痛で 生き地獄
・大人はね 大人気ないんだ ほんとうはね
・見てみると みんなの笑顔 すてきだね
・先輩方 とても優しく うれしいな
***** 在籍生の７割が不登校経験者の学校 *****