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9月 全体礼拝

全体礼拝14.9.1.jpg今回の全体礼拝は、前期最後の全体礼拝となりました。

今月与えられた聖書の箇所は、マタイによる福音書第4章第1節~4節でした。

 1 さて、イエスは悪魔から誘惑を受けるため、“霊”に導かれて荒れ野に行かれた。2 そして四十日間、昼も夜も断食した後、空腹を覚えられた。3 すると、誘惑する者が来て、イエスに言った。「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」4 イエスはお答えになった。「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』/と書いてある。」

今回の聖書の箇所は“サタンの誘惑”とよばれる有名な箇所でした。このエピソードは何を物語っているのか、「神の言葉を食べて生きよう」というタイトルで、岡村牧師よりお話をいただきました。

この、サタンを諭したイエスの言葉は、旧約聖書からの引用で、「人が生きるとはどういうことか」を象徴する言葉です。本当に人の心を支えるのは、神の言葉です。その神の言葉は、ああしなさいこうしなさいという言葉でもなければ、ただ人の心を楽にする優しい言葉でもありません。本当に人の心を支え、癒すのは、「私はあなたを愛し続ける、決して見放さない」という神の約束なのです。

天地創造の中で、人は土からつくられました。神の息のおかげで命を与えられ、神の言葉を食べることではじめて、生きた者として歩むことができます。そして、神の言葉を食べて生きることで、豊かな人生を送ることができるのです。

全体礼拝14.9.2.jpg礼拝終了後、3年生の総合研究発表会と、パソコン検定の表彰がありました。今年の総合研究発表会を見学した2年生からは、「どうしたらあんなにおもしろい研究ができるんだろう」、「大勢の前なのに全然緊張せずに堂々と発表していた」、「自分もあんなふうにプレゼンテーションができるようになりたい」など、大絶賛の声が上がっT写真小.jpgていました。代表者が賞状を受け取ると、大きな拍手が巻き起こりました。そして、続くパソコン検定では、表コミが始まって以来初の2級合格者が出たということで、会場が沸きました。

これからも、表コミ生それぞれが、自分の目指す様々な目標に向かって果敢に挑戦していってほしいと思います。

写真からお気づきになった方もいらっしゃるかと思いますが、今回から式次第のレイアウトが変わりました。従来はA3の用紙を二つ折りにしたものを使用していましたが、交読文・主の祈りはラミネート加工し、再利用が可能たものになりました。これは、式次第のうち、いつも変わらない部分は、毎回印刷するのではなく、ずっと使えるものを作ってはどうかという生徒の声から生まれたものです。持ちやすさ・エコの観点から、すばらしい案です。これからずっと表コミ生が使うものなので、丁寧に使用していきたいと思います。

 

***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科