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産業社会と人間 校外学習

 1年生の「産業社会と人間」の時間に、学校から徒歩15分の日本銀行大阪支店へ行きました。

 職員の方から説明を受けたあと、厳重なセキュリティーチェック通って見学会がスタート。日常業務をされている場所では、新しいお札を支払う部署、金融機関(銀行など)からお札を受け入れる部署、会社や個人から直接持ち込まれた破損紙幣を引き換える部署を見学しました。業務に影響がないよう見学者はもちろん私語厳禁ですし、場所によっては窓口に近寄ってはいけないなどの決まりがあり、身が引き締まる思いでした。そのほかには重要文化財に指定されている旧営業場や地下金庫エリアなど当時の手の込んだ飾りなどの素晴らしさに驚きました。疑問を持ったことは自分たちから職員の方に声をかけるなど積極的な姿勢が見られ、10期生の反応のよさに、一緒に回ってくださった警備の方から「とても楽しそうに見学されますねえ」と感心されました。破損し、貨幣価値のなくなったお金は細かく刻まれ古紙として再利用されることもわかりました。今まで遠い存在だった日本銀行が私たちの経済活動に大きくかかわっていたことを学ぶことができ、少し身近に感じることができました。

 日銀を見学した後は浪速教会にいき、山口恒牧師から浪速教会の歴史をお聞きしました。そこで発見。浪速教会に関係のあった澤山牧師は、実は表コミの母体である大阪YMCAの元祖を作りあげた人だったということでした!浪速教会がなかったら、表コミが存在しなかったかも!様々な体験から多くの学びにつなげていってほしいと思います。

 

***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科