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笑顔いっぱい 阿南キャンプ

 表現・コミュニケーション学科入学後初めての宿泊行事「阿南キャンプ」
 クラスの一人ひとりが自己を表現し、「つながる」ことを目指し、2泊3日間のプログラムを実施しました。

 出発前は、普段中々話せない人と話せるチャンスと期待に胸を膨らませる人や、いつもと違った環境に自分はついていけるのだろうかと不安に思う人と様々な思いがありましたが、バスに乗り込む表情はそれぞれ何か決心した面持ちでした。7月の予定が台風の影響により、9月の実施になりましたが、11期生にとって、心身ともにキャンプに向けてゆっくりと準備が出来たように思います。

 そして、ついに11期生阿南キャンプがスタート!

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 1日目到着後、最初の活動は、グループ対抗の室内レクリエーション大会、アナリンピック!(阿南+オリンピック)。新しい環境にゆっくり慣れること、チームワークを高めることを目的に、心、技、体を使って出されたお題(じゃんけんゲームやジェスチャーゲームなど)にチームで取り組みます。グループでアイデアを出し合いながら協力しているみんなの表情が、次第に和らいでいったことが印象的でした。

 夜に行ったキャンプファイヤーでは、有志のメンバーによる点火のセレモニーからスタート。堂々と立派に努めてくれました。そして、ファイヤー中、普段は見せない教員の踊る姿や、指名されたらみんなの前でアクションを起こすクラスメイトに歓声が上がりました。謎のちびまる子ちゃん集団によるダンスや、バナナ星人の師匠が星空から見守る中みんなで踊った「バナナダンス」は、11期生の心を一つにしてくれたと思います。

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 そして、2日目はいよいよ海洋プログラムです。一人乗り用のカヤックや、ジャンボカヌーに挑戦しました。初めてのカヤックでどうしたらよいか分からない不安でいっぱいの中「とりあえずやってみる」という経験をしました。プログラムが終わる頃には、それぞれが「できた」という実感を持つことができ、自信につながりました。
 ビッグカヌーでは海が苦手だという生徒たちも含めて全員が参加しました。見学者ゼロは表コミ「初」です。ビッグカヌーはみんなで力と呼吸を合わせることで前に進みます。立候補により決まった船長が中心となり精一杯みんなで声を出し、対岸の浜を目指しました。また、浜での自由時間には海で遊んだり、陸で貝殻を集めたり、談笑し、思い思いの一時を過ごしました。

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 夜のプログラムでは、ローソクの光のみが灯る部屋で一人ひとり気持ちを言葉にのせていきます。部屋の中には、あたたかい空気が流れ、自然と互いを受け合う11期生の「つながり」がありました。生徒たちからは、「みんなも辛いことを経験していることが分かったことで、さらに友情が深まった気がする」「全ての人の思いが伝わってきました」「自分の想いを家族以外に初めて伝えた。みんなに話せて良かった」「これからは、言葉遣いにも気をつけようと思う」という感想が聞かれました。
 そして、今回このタイミングで参加をしないという選択肢を選んでくれたクラスメイトを気にかけ、気持ちを寄せる姿が随所に見られました。
 表コミで11期生に出会えたこと、阿南で想いを共有できたことに本当に感謝です。

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**** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科