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きよし このよる 星はひかり すくいのみ子は まぶねの中に ねむりたもう いと安く

 煉瓦作りの大阪教会に歌声が響き渡りました。12月4日、1・2年生はテスト最終日に当たるこの日、高等課程のクリスマス礼拝を行い、表コミ・IHS・J-IVYとが合同でキリストの誕生であるクリスマスを祝いました。聖書朗読と献金祈祷は日本語を表コミ生、英語をIHS生がそれぞれ担当し、代表者が堂々と読み上げました。クリスマスメッセージは大阪教会の岡村恒牧師から「恵みと心理とに満ちていた」と題してお話しいただきました。

 キリスト誕生のお話しの中には、貧しい中で生まれてきたキリスト、決して恵まれた環境ではなく、むしろ何もない所に神さまは生まれてきたのだという内容がありました。その話を聴き、そのことは希望につながると私は感じました。私たちをいつも見守ってくださる神様は裕福で幸せな環境に生まれたわけでなく、むしろ何もない貧しい場所を選んで来てくださった。それはつまり、苦しい状況、辛い状況の中にこそ神さまはいてくれるのだと思うことのできるエピソードだと思います。表コミ生の中には、辛く苦しい経験をしてきた生徒、また、現在、悩みや葛藤の中にいる生徒も多くいます。そんな生徒の側にこそ神様はいてくださるのだと思うとすっと心が落ちつきます。

 大阪教会には「本物」のクリスマスツリーが飾られています。「本物」とは、ドイツでクリスマスツリーが発祥したのですが、その当時のものと同じ飾りをしているのだそうです。

  モミの木に本物のリンゴと藁など自然の素材で作った飾り、ロウソクの火が灯された大きなツリーは見ていてほっこりこころが温まるものでした。礼拝終了後にツリーを見上げて立ち止まる生徒たち。「落ち着く~ずっとここにいたい~」とつぶやいていました。

 この日で今年の授業は終了となりました。寒さも厳しくなり、体調を崩しやすい季節です。それぞれの身体と心を大切にして、しっかりと充電をしてくださいね。

 Merry Christimas!!

 

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***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科