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さまざまな方の話が聞ける授業です

3年生の「地球市民入門」の授業。さまざまな分野で活動されている人にお越しいただいています。 
   
夏休み前にお迎えしたのは矢野未友木さん。こころのバリアフリー教育&バリアフリーおもちゃの「こどものきもち舎」代表。

「ママ、どうして車いすのおもちゃはないの?」。脳性まひで車いすを使う幼い娘、百花さんの言葉で、車いすの工作キットができました。再生紙で型紙を作り、車いすや人、動物などの形にくりぬいて組み立てをします。 
     
矢野さんのお話は百花ちゃんが脳性まひと知ってからの育児のことや人々の出会い。お話を聴きながら、涙があふれ、勇気がわいてきます。手術を怖がる百花ちゃんに「生きていると良いこといっぱいあるよ」と知ってもらうためにアメリカのディズニーワールドへ行かれました。トイレ待ちをしている時、5歳くらいの女の子が 車いすの百花ちゃんを見てきょとんとした時に、隣の父親がすぐに「Smile,Say hello to her(笑顔で彼女に挨拶するんだよ)」と。じろじろ見るか、見ないようにする日本人と違って自然さが新鮮だったそうです。 
   

「信じぬく」「必ず目標を決める」「これぐらいが限界だろう、と決めつけない」たくさん、たくさん、勇気を希望をいただいた1時間でした。