トピックス
3年生 絆と夢を確かめ合った「六甲合宿」
3年生にとって最後の宿泊行事である六甲合宿を、2月18日・19日に、六甲山YMCAにて行いました。
午前中に行った卒業文集発表会。自分の生まれてきてからこれまで、そしてこれからを綴った卒業作文を、生徒有志数名が発表してくれました。過去の辛かったことに向き合い、乗り越え、自分の言葉で力強く語る姿に、参加したスタッフ・講師は涙を抑えきれませんでした。
阪急梅田駅から六甲駅、そして六甲山ケーブルに登る道中には、みんなの楽しそうな表情、気心知れた仲間とじゃれあう姿がありました。そして六甲委員たちが工夫を重ねたレクリエーションは、抱腹絶倒の面白さで、どこをとっても笑いが止まらない、最高に盛り上がったプログラムとなりました。
夜のプログラムは、六甲の大きな暖炉のそばで、自分の表コミ生活を振返り、分かち合う時間です。1年次、仲間との絆と夢を確かめ合ったこの場所で、一人ひとりが、今の気持ちを話しました。仲間への感謝、自分が成し遂げたこと、辛かったこと、乗り越えたこと…。みんなで分かち合う、最後の語りの輪。スタッフからも、9期生の3年間への、あふれる思いがメッセージとして伝えられました。
2日目の朝のプログラムは、まもなく本番を迎える卒業公演の稽古です。早朝に家をでて駆けつけてくださった植村先生による指導のもと、公演で使用する映像撮影、また歌の練習やシーン稽古を行いました。静かな六甲の自然の中で、卒業公演に向けて気持ちを一つにしていきました。
昼食後、過去、現在の気持ちを踏まえての、「20歳の自分へのメッセージ」を書く時間を持ちました。9期生全員で、この表コミで、このメンバーで3年間やってきたということを確かめ、その表コミからそれぞれの道へ巣立っていくという認識、でも表コミで守られてきたものは、これからもずっと続いていく、という気持ちを分かち合い、最後のプログラムを終えました。
心地よい疲れと最高の思い出を胸に。
**** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****