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カウンセリング事例研究会に参加しました

表コミ(大阪YMCA国際専門学校)やYMCA学院高校が加盟しているキリスト教学校教育同盟主催のカウンセリング事例研究会に参加しました。

今回はYMCA学院高校の事例を通しての研究会で、関西学院、神戸女学院、同志社、清教学園、大阪女学院、城星学園のカウンセラーや先生方が参加されていました。

事例後、それぞれの学校から事例検討、意見交換を行い、その後精神科医の工藤信夫先生の助言をいただきました。

「病院はキュア(治療)からケアが求められています。世の中キュアからケアに変わっています。医者は忙しいから、あんまり医療に期待しないでください。 医者にかかりながらも、安心できる医者と会っていない人もいるでしょう。 先生方には医者はこういうけど、本当だろうか、自分だったらどうするか、と考えてほしいです。 生徒は学校にきながら、医者にかかりながら、自分をまとめていくのです。 カウンセリングのゴールは生徒が生きていこう、と思えるようになることです。
同じような方向性を持っている人がいて、安心感・仲間意識が強い学校はいいですね。
場のもつ力は強いですよ。学校全体で「あの子どうした」と話し合えるYMCAは本当にいい学校ですね。エリートの学校は冷たいよ」

学校全体で生徒のことを話をする、定期的な生徒支援ミーティングを持つ、クラス全体の仲間意識の高さ、安心感は表コミそのもの。私たちのやりかたが客観的に肯定されてことで、幸せな気持ちで帰途につきました。