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笑顔がつながった新入生オリエンテーション

 「こんにちは」「めっちゃ緊張する」そう言いながらやってきた新入生。入学礼拝前の2日間、新入生オリエンテーションを行いました。やや緊張した表情の1年生が円になり座ってスタートです。「無理をしないこと・焦らないこと・自分と相手のペースを大切にすること」表コミ生活の中でとても大切なことを確認し、いよいよ1日目の活動が始まりました。まずは、少し体を動かしながら、お互いのことを知っていきます。

 鬼のいないフルーツバスケット。鬼のいないことに安心し、体を動かしながらクラスメイトとの共通点を探すことで、自然と緊張がほぐれていきました。その後、少人数のグループに分かれ、教室に机を運び込むミッションを行い、どうすればスムーズに運び込むことができるかを話し合ってからチャレンジしました。他のチームが通りやすいように道をあけてておいてくれたチームやチームの中で机を運ぶ人、椅子を運ぶ人など役割分担をしていたチームなど工夫がたくさん見られました。

 セッティングの後には、すごろくトークです。止まったコマでそこに書いてあるお題に沿って自分のことを自分の言葉で話していきます。スムーズに自分のことを話していく姿が印象的でした。その中で、共通の趣味や家が近いことが分かるとチームで盛り上がって話がはずんでいました。自分のことを伝え、相手の話を聞くことで、お互いのことを少し知ることができた1日目でした。

 オリエンテーション2日目。1日目よりは少しリラックスした表情の人が多いように感じました。昨日話せたクラスメイトと会えることを楽しみに登校してくれた人もいました。「こんにちは」で始まり「ありがとう」で終わるじゃんけんプログラムでは、挨拶の大切さと相手との心地よい距離の取り方を学びました。また、昨日とは違うグループで自己紹介を行いました。自分の好きなことを話す時、自然と笑顔になります。笑顔でお互いを知っていく時間はとても心地のよい空気が流れていました。

 最後のプログラムでは、ポストイットに「学校でやりたいこと」「学校でやりたくないこと・やってほしくないこと」「高校生活の目標・夢」についてそれぞれ書き出し、黒板に貼り集め、クラスメイトがどんな想いで表コミに入学したのか、共有することができました。

 勇気を出して一歩踏み出し、表コミ生活をスタートさせた12期生。これから共に歩ませていただけることに感謝し、一緒に成長していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

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***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科