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避難訓練
先日、大阪YMCAでは地震による津波が起きた場合を想定し、避難訓練を実施しました。
4月14日21時26分、熊本震災が起こり、甚大な被害が出ました。被災地では今もなお断続的に余震が続き、安心して眠れない日々が続いています。大阪YMCAからもスタッフの派遣を行ったり、募金活動を継続して行っています。
熊本地震を受け、南海トラフ地震の発生もいつ起こるかわからない状況となり、海に近く、間近に川が流れるこの場所では、一瞬の判断ミスが大きな被害になりえます。
今回は地震による津波が来るという想定での避難訓練ということで、地震だけの場合とは異なり、津波の場合は４階以上に避難をします。例年通り、表コミ生には事前の報告はせず、館内アナウンスが流れた瞬間から、避難訓練スタートです。中には、「え？これほんまのやつ？逃げるん？逃げるん？」と少し戸惑う場面も見られましたが、机の下に速やかに隠れ、各教員の指示で廊下に並び、指定の避難場所へと移動していました。
本当の災害が起きた時には、こんなに冷静には行動できないかも知れませんが、避難訓練をすることで、表コミ生たちの安心と安全の確保が少しでも多くできたらと思います。
大阪YMCA土佐堀会館には、生徒たちだけではなく、幼児～高齢者まで多くの人たちが集っています。そんな中で自分たちのすべきこと、やれること、そして命を守ることを今後も考えていきたいと思います。
***** 在籍生の７割が不登校経験者の学校 *****