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輝きいっぱい阿南キャンプ

 

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 12期生の初めての宿泊行事である阿南キャンプ。徳島にあるYMCA阿南国際海洋センターに2泊3日、行ってきました。当日集合したみんなの表情は期待半分、不安半分。そんな期待と不安が入り混じる中、バスは出発。バスではレクリエーションで大いに盛り上がりました。なぞなぞあり、イントロクイズあり、阿南委員の生徒によるフリートーク(?)ありの盛りだくさんのレクリエーションに緊張と不安も和らいだところで現地に到着

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生徒による堂々とした阿南スタッフへの挨拶で幕を開けた後は、到着して最初のプログラムであるアナリンピック(「心」「技」「体」のテーマに合わせた競技をグループでクリアしていくもの)!オリンピックイヤーの今年、リオの熱気に勝るとも劣らないエネルギーで白熱しました。特にジェスチャーゲームはそれぞれの班でお題のジェスチャーを練習し、全員の前で披露しましたが、各班の特徴が表れていて非常に興味深く、笑いと驚きの連続でした。その他にもストローを使った豆運びや心を合わせるゲームなど、各競技を楽しみました。

 

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夜はあいにくの雨でキャンプファイヤーは屋内で行いましたが、「そんなことは関係ない」

と言わんばかりの盛況ぶり。スタッフによる妖怪体操から全員でのバナナダンス、阿南スタッフとの言葉ゲームをして、最後はみんなで声を合わせて静かに歌いました。その後、小さく揺らぐ火と共に心を静め、エネルギーを発散した身体を休めるべく宿舎へ…。

 

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天気が不安視されていた2日目。見事に雨は上がり、海のプログラムにふさわしい青空に太陽がまぶしく輝いていました。

いよいよ海のプログラム!ジャンボカヌーでは誰一人見学せず、全員が最後まで力を合わせて漕ぐことができました。生徒の中から立候補で船長を決め、1人ずつパドルを手にして船に乗り込みます。船長が船の後ろから声をかけ、力いっぱい漕ぎながら向かった対岸の野々島では、浜でめいっぱい遊びました。水をかけあったり、波の流れに身を任せたり、潜って水中の魚を見つけたり…。みんなの笑顔がはじけていました。

午後のプログラムは、1人乗りカヤック。漕ぐのが苦手な生徒も途中で諦めず、やりきる姿は素晴らしかったです。そして、漕ぐのが苦手なクラスメイトを助ける仲間の姿も見られ、楽しむだけではなく手を取り合うことの大切さも学びました。

 

そして、夜にはろうそくの火を囲み、微かな明かりの中でそれぞれの想いを打ち明けます。

「私が表コミに来た理由は…」、「僕はここに来る前に…」。みんなが勇気を出して語った言葉にその場の全員が耳を傾け、真剣な眼差しをしていました。生徒達は、「みんなつらい過去があって自分だけじゃないんだなと思った」、「みんな色々な過去があることが分かり、どう接したらいいかということが分かった」と素晴らしい感想をくれました。

 

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最後のふりかえりでは、「最初は行きたくなかったけど、めっちゃ楽しかった!」、「このキャンプには絶対行ったほうがいい」と、みんなの満足度も高く、充実したときを過ごせました。3日間のキャンプの中で自然・プログラム・語り合いを通じて、非常に多くのことを感じたことでしょう。また、今まで見えなかったものに気づいたことも多かったと思います。今回のキャンプで得たものはきっとみんなの糧になります。その想いをこれからも忘れることなく、心に留めて歩んでいってほしいと感じる素敵なキャンプとなりました。本当にお疲れ様でした。

 

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***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科