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9月 全体礼拝 『神さまの愛』

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『神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も

滅びないで、永遠の命を得るためである。』

上記の、ヨハネによる福音書3章16節を今回の聖書の箇所として、岡村牧師による説教をお聞きしました。試験を前に緊張状態の表コミ生達に、いつもの安らかな時をもたらしてくれました。

 

「この世界は神さまによって作られました。そして、その世界は人間の手に委ねられ、託されました。

しかし、この世界で最初の人間であるアダムとイヴは神さまからのルールを守れず、逆らってしまいました。自分自身の存在も含めて神さまから預かったものや神さまの愛を大切にできなかったのです。

人が生きる上で、神さまの愛によって『支えられて生きている』ということは当たり前のことではなく、奇跡です。

私たちが毎日を生きていけるのは、神さまが見守ってくれて、導いてくれているからなのです。そして、神さまの力がこの世界にわたっているという奇跡を感じ、安心して生きられるように私たちを愛してくれるのです。

 

先日、テレビをつけるとある映画が流れていました。その中では一人のおばあさんが夜眠る前のお祈りをしていました。そのお祈りは次のようなものでした。

『今日、私の命が終わるなら、私の寝床を墓にしてください。もし明日になっても命があり、新しい朝を迎えることができたなら、一日をかけがえのない物として生きていきます。』

彼女は毎日、地上の旅を終える準備の祈りと新しい日々を始めていくための祈りをしていたのです。

この場面を観て、この人は本当に神さまの愛を感じて、その愛の中で毎日を大切に生きているんだと感じました。これこそ神さまの愛によって生きる生き方なのです。」

 

 

私たちが何気なく過ごす毎日というものは当たり前に存在しているのではなく、神さまからの愛と奇跡によって存在するかけがえのない日々なのだと改めて感じました。そして、その愛を感じて生きることは私たちの日々をより一層輝かせてくれるのだと気付かされる礼拝でした。

 

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礼拝後には、パソコン検定と3年生の課題研究発表会の表彰式を行いました。表彰を受ける表コミ生たちの眼差しは大変まっすぐで、そこには何かを頑張って成し遂げたことへの自信が輝いていました。また、それを共に祝福した他の表コミ生達からの大きな拍手に包まれ、表コミ生の温かさが溢れる一場面となりました。

 

***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科