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スタッフのSST研修
8月24日、夏休みの一日を利用して、スタッフのSST(ソーシャルスキル・トレーニング)研修を実施しました。講師は、表コミでも1・2年でSSTの授業を担当している、大阪YMCAサポートクラス主任で言語聴覚士の加藤義弘先生です。
「ソーシャルスキル=環境や人と上手にかかわっていく力」を養うために、「具体的なやり方やコツ」を学んでいく―――SST=ソーシャルスキル・トレーニングは、表コミの教育方針の大きな柱の一つともいえる重要な考え方です。
生徒はどのようにSSTを学んでいくのか。
学校現場でどのようなSSTが実現できるのか。
SSTを通じて、表コミでどのような力を身につけさせるのか。
生徒のタイプに応じた適切な支援方法は。
できなかったことを指摘するだけではなく、
できるための「方法」を教えていく場所であるために、
我々表コミスタッフはどのような心構えを持てばいいのか。
様々な学校や教育施設で実際に指導・講演を行なっている加藤先生に、じっくり時間をかけて話を聞くことができました。
「ソーシャルスキルは学習性である」。
それまで学習してこなかった人も、いつでも学び始めることができる。
生徒も、我々教員・スタッフも、保護者の方も、
生徒に関わるすべての人が、日々の具体的なやりとりを通じて学んでいくことができる。
表コミの持つ柱と希望を改めて具体的に感じ、学ぶことができた、有意義な時間となりました。
***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 ***** 大阪YMCA国際専門学校 表現・コミュニケーション学科