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WELCOME 10期生！！
まるでオリエンテーションに間に合わせてくれたかのように、一足早く桜の花が咲き、記念すべき表コミ１０期生を迎えるのにふさわしい、さわやかな晴れの日となりました。
家を出るとき、新入生の皆さんはどんな気持ちだったのでしょう。うまくいくか心配で、新しい仲間とどんなふうに接したらいいかを考えると、緊張して、不安で、ドキドキしていたと思います。また一方では、どんな新しい高校生活が始まるのか楽しみな気持ちもあり、きっと様々な思いが入り交じっていたと思います。
この新入生オリエンテーションは、新しい世界に飛び込むときには誰もが経験する、そんな緊張を解きほぐし、新入生のみなさんにとって、少しでも早く表コミが「安心できる場所」になれるよう、ゲームを通してお互いに知り合うプログラムを行っています。
まず最初に行ったのは、「鬼のいないフルーツバスケット」です。フルーツバスケットときくと、鬼にならないように急いで席を取り合うイメージがあると思いますが、鬼のいないフルーツバスケットは、この輪の中にはどんな共通点をもったクラスメイトがいるのか、ゆっくりと知り合う機会になります。
次に行ったのは「机運びミッション」です。６つのグループに分かれて、教室の外にある１２脚の机を、どうしたら効率よく安全に運びこむことができるか、みんなでじっくり話し合い、作戦を立てて実践しました。何も話し合わないで実行すると、大人でも１５分はかかってしまう机運びを、なんと３分で終えることができました。みんなで意見を出しあい、話し合うことのすばらしさを実感した瞬間でした。
最後に行ったのは「すごろくトーク」です。すごろくの駒を進めるごとに、ますに書かれた自分に関する質問に答えていきました。このすごろくトークのおかげで、その後の自己紹介もスムーズに行うことができました。
このように様々なゲームを通して、数時間前までは名前も知らなかった相手と、次第に仲良くなっていきました。
オリエンテーション２日目、もう顔なじみのクラスメイトたちとゲームを行うことを、楽しみに参加してくれた生徒も多かったように思います。
はじめに行ったのは、ボール回しです。相手の目を見て話すこと、相手のことを考えてボールをわたすことを通じて、改めてコミュニケーションの大切さを共有しました。
次に行ったのは名前ビンゴです。クラスメイトの名前を聞き、記入し、オリジナルのビンゴシートをつくり、クラスメイトたちの名前のビンゴをしました。
そして迎えた昼休み。みんなでお弁当を食べた後は、用意してあったボードゲームやトランプに、熱中していました。
午後のプログラムは、「私のコマーシャル」から始まりました。お互いに積極的に質問をし、時間内に話が終わらないグループも多数ありました。
オリエンテーション最後に行ったプログラムでは、ポストイットを使ってこれからの表コミ生活への思いを書き出しました。「学校でやりたいこと」、「学校でやりたくないこと・やってほしくないこと」、「高校生活の目標・夢」をひたすら書き、模造紙に貼り集め、クラスメイトがどんな想いで表コミに入学したのか、共有することができました。
この２日間で、新入生のすばらしい個性を知ることができました。これからどんどん自分らしさを出していってほしいと思います。そしてそれと同時に、自分と同じようにすばらしい存在である仲間のよさを知っていってほしいと思います。みんなで楽しい高校生活を送れることを願っています！
***** 在籍生の７割が不登校経験者の学校 *****