16期生(3年生) 広島平和学習・宿泊旅行に行ってきました!!
2年生の後期から平和学習をはじめ、3年生になり実際に原爆が投下された地を訪れ
資料から学び、当事者から知り、次の世代から感じたことを受け取る時間はとても大切な
時間だったのではと、16期生の表情やしおりのびっしりと書かれたメモから感じました。
1日目:広島平和記念資料館+広島女学院ボランティアとの碑めぐり+夜レク
2日目:増岡清七さんのお話+広島市内観光
3日目:宮島観光
振り返りシート(感想)を一部紹介します。
◆広島平和記念資料館
展示されているもの全てが悲しく、そして惨たらしく感じられました。そのにある絵や写真の中の人々には
皆それぞれの人生があり、被爆する以前も私たちと同じように将来に向かって生きていた人間なんだと考えると、
どういう感情になるのが正解なのかわからなくなりました。これらを見た後、ただ単に「可哀想な人たち」という
ラベルを貼るだけで終えるのは失礼な気がしました。
◆広島女学院の生徒との碑めぐり(ボランティアで平和記念公園にある碑の説明をしてくださいました)
現地の人でしかも自主的に学んでいる人から話が聞けた。彼女らの意見はとてもしっかりしており、そこにいた
人々のことがよく表されていた。
◆増岡清七さんのお話(被爆を経験し、長年表コミ生に当時のことを語り継いでくださっています)
「平和というのは簡単には訪れない。油断している間にどこかへいってしまう」という言葉が、私には一番重く感じられた。
話を聞く前は、資料館の遺品や助けを求める人々の絵などにショックを受けていたのもあってどんなに辛く
悲しい話をするんだろうと思っていたのですが、増岡さんはハキハキとした口調や力強く僕たちに、世界の
未来に希望をたくすような内容の語りに心うたれました。