2年生「とさぼりカーニバル」
昨年のカーニバルでは、売れ残りが多く出てしまった班もあり、今年に懸ける2年生の意気込みは、昨年とは違いました。
まずは販売する食品を決める際、ただ「やってみたい」というものではなく、これは手間がかかる、コストがかかるなどにしっかり視点を当てて話し合いが進んでいきました。そして、決定したのが「たません」「フランクフルト」「たまごサンド」です。
「たません」は昨年の売れ行きを考えすぐに決定。昨年も候補にあがっていた「フランクフルト」。今回は効率も考えて決定。
残る一つの「たまごサンド」は2年生では初の試みでしたが話し合いの中で「やってみよう!」ということになり決定しました。
こうして、今年の2年生のカーニバルが始まりました。各班で試作日までの間、話し合いを重ねていきます。毎年、「誰が何を持ってくるか」ではひと悶着ありますが、さすが2年生、昨年よりもスムーズに話し合いをして決めていきます。もちろん中にはうまく話し合いが進まず、緊急の話し合いになることもありました。
カーニバル当日。
フランクフルト班は解凍に手こずるも完売。
たません班は好評でしたが、時間が足りず少し材料が残ってしまいました。
たまごサンド班は売れ行きが思ったより伸びず、途中でお客さんの声を聴き、味を濃くしたり、卵の量を増やしたりと試行錯誤をして後半に伸びを見せました。

ここでも「やるべきこと」を自分たちで選ぶことができたと思います。また少し課題を残した2年生でしたが、来年に向けて、改善点を先生たちに聞いて回る生徒もいました。来年3年次はカーニバルに参加するかから自分たちで決めていきます。13期生がどう決めるか楽しみです。