考えた活動を実践に、アクションプラン! ~3年文化祭~
先月表現・コミュニケーション学科では、3学年それぞれの内容で表コミカーニバル(文化祭)を開催しました。
感染防止対策のため、人数の制限がありましたが3年生の大成長を感じられる機会でもありました。
授業の中で真剣に取り組んできた【SDGs】の発表の場でもあった3年生について少しご紹介します。
1)自分たちの興味のある【SDGs】課題を考えてみよう!
昨年度からSDGsのことに触れ、身近なことから世界のことまでさまざまな視点で17の課題を見てきました。
【知る】という1年を過ごしてきた15期生は、今度は【行動】を目標にこの1年を過ごしてきました。
興味のある課題を選び、同じ課題を選ぶクラスメイトとチームになる。そして何ができるかを考える。そのような時間を「総合的な探究の時間」の授業で何度も話し合いを重ね形にしてきました。
2)得た知識を周りに伝えてみよう!知ってもらおう!
SDGsの課題は、世界共通の課題。「誰かが勝手にやってくれるから問題解決になる!」ということではないと調べていく中で発見します。
「先生~調べてたらみんな同じこと言ってるねんけどなんで解決せえへんのやろ~」
このセリフ、何度も聞きました。しかしある日から少しずつ「意識してる人が少ないんかな~」と言葉が変化していくのです。
3)実際に行動してみよう!
環境汚染(動物・海)についてポスターに調べたことをまとめるチーム
「サポートします」の意思表示するための商品を作るチーム
教育格差が少しでもなくなるようにと募金活動を呼びかけるポスターを作るチーム
さまざまな人が知る機会を持てるようにと情報サイトを支援するチーム
食品ロスを訴えるポスターを作成するチーム
ポイ捨てによる環境汚染を手作りゲームを通して伝えるチーム
表コミインスタにポスターをアップして知ってもらうとするチーム
4)活動を通して振り返ってみよう!
1・2年生、保護者や講師・スタッフに何度も何度も活動について説明しました。
初めはなかなか伝えたいことが伝わらず、質問をされると「困った...」という表情や様子でしたが、経験を重ねると堂々とした姿に変身し、活動について賛同くださる方々がどんどんと増えていきました。
振り返りシートには
「いざ説明すると詰まってなかなかうまくできなかった」
「もっと調べておけばよかった」
「一所懸命に伝えて、募金してもらえると嬉しかった」
など、達成感にあふれる生き生きとした言葉が並んでいました。
5)実際に届けよう!
ご協力いただいた募金は、それぞれが調べた寄付先に募金するところまで行いました。