表コミDAY!

 今年から、1年生を表コミの先輩たちが温かく迎え、繋がりを紡ぐイベントとするために、「スポーツデイ」を「表コミDAY」という名前に変えました。

 表コミは、スタッフ・講師だけでなく、同じ経験をしてきた先輩たちの温かく、ステキな声掛けや繋がりに助けられる1年生がたくさんいます。今年は、そんな先輩と繋がれる場を入学して約2ヶ月経った5月末に設定しました。

 1年生は2ヶ月経つと、少しずつ学校に慣れて来た人、友達ができた人が出てきます。まだ頑張って通っていたり、不安の中登校している人は、慣れたように見える仲間を側で見ていて、少し焦りを感じ始めます。そんな時、2・3年生とゆるやかに繋がれる場があれば、という思いから今年は初めて5月に設定しました。

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 3年生のリーダー・サブリーダーは約1ヵ月かけて、準備をしてきました。1~3年生全員が楽しめ、安心して参加できるために、どのようなプログラムをするかを話し合いました。みんなにとって分かりやすいルールは何か。運動が苦手な人でも楽しめるものはどんなものか。お昼休みに何度もミーティングを持ち、リハーサルや準備を積み重ねてきました。時に、リーダー・サブリーダーの中でお互いに不満が出てきた事もありました。そんな時も、さすが3年生。お互いに話し合いの中で気持ちを伝え合い、同じ方向を向いて、当日を迎えました。

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 当日、やはり輝いていたのは3年生のサポート力でした!リーダー・サブリーダーだけでなく、3年生全員が役割を担い、誘導係やTシャツ係、救護担当などお互いに声をかけあいながら、1・2年生をサポートしていました。競技が終わるたびに「しんどい人はいませんか?」と声をかけてくれていた人、不安に感じさせないために、チーム全員の名前を覚えて参加した人。表コミ生のこの温かなパワーは、本当に素敵です。

 アイスブレイクのケイドロから、チーム対抗色々リレーに、ドッジビー、スペシャルドッジと盛りだくさんの競技内容でしたが、どのチームもかけ声をかけあい、気持ちを確認しあいながら、とても団結して参加していました。その結果、今年は表コミ史上初!「ピンクの魔人にしぽん」「それいけ吉﨑」の2チームが優勝しました。3位以下も全て僅差での順位であり、とても白熱した表コミDAYでした。振り返りシートには、「3年生に助けられて頑張れた」という1年生の声がたくさんありました。また、2年生の中には、「自分たちは来年こんなにしっかりできるかな」と今から来年のことを見据えている頼もしい声もありました。    

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みんなが考えた表コミDAY川柳を少しご紹介します。

・やりきった 悔しさあれど 悔いはない

・リーダーの かけ声すごく たのもしい

・隠す気なし 一番本気 大人たち

・色々な チームの服が あるんデイ

・大切な 仲間と過ごす ひと時よ

・来年は 全部出てやる 表コミデイ

・先輩と 触れ合う時間 表コミデイ

・角最強 角におったら 当たらない